「教育実践を語る」服部英雄のブログ

授業のこと,学級経営のこと,家庭教育のことなど,教育全般にかかわることについて,これまでの経験や研究をもとに語っていきたいと思います。

6年生「カレーライス」,5年生「新しい友達」

昨日から,6年生で,「カレーライス」の二次の学習に入りました。
二次の活動テーマは,「お話のよさをはっきりさせよう」です。

単元主題は,「一人称のお話ベストを決めよう」です。
「カレーライス」の作品の特徴である,語り手が一人称であることを窓口に,他の一人称作品を読んで,その中からベストを決めるのです。

読解活動と読書活動を,うまく融合させた単元にしたいと考えています。

読書活動というと,一つの作品の学習の読解活動終了後に,発展的な学習として行うことが多いのではないでしょうか。分かりやすく言うと,「大造じいさんとガン」を学習するとき,読解学習で大造じいさんの心情やその移り変わりを学習し,全ての場面の学習がすんでから,同じ作者である椋鳩十の作品を読む,というようなことです。

しかし,これでは,読解は読解,読書は読書と,読解活動と読書活動が分断されてしまいます。

そこで,「カレーライス」の学習では,単元導入時から,語り手が一人称のお話を探して読むという,読書活動を組み込みます。そして,読解活動をしている間も,並行して読書活動をするのです。

そして,今日も昨日の続きで,2の場面まで学習しました。本当は,1時間で1と2の場面を学習する予定でした。しかし,昨日,そこまでいけなかったので,昨日と今日で1時間分を学習したのです。

昨日,いけなかったのには,理由があります。それは,専科という立場だからです。担任と違って,専科として,専科の教師との関係,あるいは授業の楽しい雰囲気を,まずある程度創り出してからの方が,学習がしやすいのです。

担任なら,日頃の子どもたちとのかかわりがあるので,そんなに気を使わなくてもいいのですが…。しかし,別の見方をすると,音楽や理科の専科の先生も,そのような工夫が必要になるということです。

どのようにするかというと,授業開始からしばらくの間は,楽しい話,おもしろい話をします。場合によっては,注意や指導ということもあります。そうして,自分の学級のようにしてから,学習に入るのです。

その後の交流活動の実際については,国語教育実践研究のHPをご覧ください。

一方,5年生では,「新しい友達」に入りました。まずは,音読です。 そして,今日は,お話の筋を確かめました。この方法を「語り読み」と呼んでいます。

教師が簡単な問いかけをし,それに子どもたちがつぶやきで答えるというものです。簡単な問いかけというのは,教科書に書いてある内容をたずねます。そうすることで,お話の大体をとらえさせるのです。そして,つぶやかせることで「話す」ことの基礎をつくります。

さて,5年生の単元主題は,6年生と同じで『「ぼく・わたし」が語るお話を紹介しよう』です。活動内容は,6年生とほんとんど同じです。こちらも国語教育実践研究で随時紹介していきます。

読書活動は,梅雨の時期が始まる前に指導するのがよいと考えています。長期休業直前ではなく,です。長期休業直前に指導すると,その指導後の継続指導が難しくなるからです。

この時期に指導して,1学期間をかけて継続指導する,そして長期休業に入る,この方がきちんと指導できるのです。

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黒板にきれいに書く方法

「板書をしていると,字がまっすぐ書けない」
という話を聞いたり,実際にそのような板書を見たりすることがあります。

国語や道徳のように縦書きの場合,斜めになってしまうわけです。また,社会,算数,理科などの横書きの場合,右上がりになってしまったり,右下がりになってしまったりするわけです。

これをまっすぐに書く方法があります。

「姿勢を正しくして,体の中心で書くようにする」
確かに。縦書きの場合は,これでもまっすぐ書けます。
では,横書きは?

「手を同じ高さで書けばいい」
それができないから,斜めになってしまうのです。

実に簡単に解決する方法があります。
ヒントは,黒板消しです。

黒板の文字を消す,黒板消し。鹿児島県では,ラーフルと呼ぶそうですが。ちなみに,ラーフルというのはオランダ語で「ぼろ布」という意味だそうです。昔は,ぼろ布でチョークを消していたのでしょう。

それはさておき。その黒板消しですが,その使い方にコツがあるのです。

まず,あらかたチョークの文字を消します。
きっと,黒板には,まだチョークを消した後が残っているはずです。

それをきれいに仕上げるときに,縦書きの場合は,黒板の縦のふちにそって上から下へ,スーッと黒板を拭きます。次は,その隣をというように,黒板消しの幅で次々に消していくのです。
すると,うっすらですが,チョークの残り粉が縦にきちんと残ります。これが,縦書きの罫線の役割をするのです。

横書きの場合は,黒板の横のふちにそって左右に,スーッと黒板を拭きます。すると縦書きのときと同じように,横の罫線がうっすらと残ります。

縦書きでも,横書きでも,その薄い罫線にそって文字を書けば,まっすぐに書けるのです。

さらに,この罫線を意識して書けば,ずっと黒板の方を見ている必要がなくなります。黒板に対して斜めに立って,子どもを視野に入れながら,文字をまっすぐ書くこともできるのです。これは,ちょっと慣れが必要ですが…。

字をまっすぐ書くだけで,子どもが「きれい」「すごい」とほめてくれます。

このように,まっすぐ書きながら,以前書いたようにチョークの色を使い分けると,きれいな板書になるのです。ただ,ぼろ布では,このようなことはできませんが…。

「詩の音読を発表しよう」表現活動

5年生の国語で,これまで,それぞれの詩の良さを交流してきたのですが,その良さを表現の工夫にかえて発表する学習に今日から入りました。

詳しくは,こちらのHPをご覧ください。

国語科授業実践研究

子どもたちは,予想以上にしっかりした声の大きさと,ゆったりとした,なかなかいい表現をしました。

子どもの話ではあまり慣れていないということらしいのですが,音読のイントネーションも標準語イントネーションで,がんばっていました。

また,緊張もしただろうと思うのですが,教科書で顔を隠すこともなく,教室に響くいい声で表現しました。

表現活動のときに,ほめることはよくないのですが(子どもたちは,ほめられようと,自分の表現をしなくなるから),初めてでもあるし,プラス評価の方向で,言葉がけをしました。

これから,子どもたちの表現する力をどんどん伸ばしていきたいと思います。 
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