「教育実践を語る」服部英雄のブログ

授業のこと,学級経営のこと,家庭教育のことなど,教育全般にかかわることについて,これまでの経験や研究をもとに語っていきたいと思います。

始業式に向けて2

始業式とその後の学級での初顔合わせに向けて、準備しなければならないことがまだあります。
それは、前担任からの子どもの情報を聞き取ることです。

ある意見では、前担任の情報が先入観になると言って聞かない、というのもあるようです。
その意見の裏では、「実際に自分が見て取らなければいけない」や「先入観で見誤るかもしれない」などの意味があるようです。

しかし、近代哲学者のガダマーは、先入観がなければ理解できないと言っています。ガダマーは、先入見と言っているようですが、それは翻訳の仕方です。

大切なことは、先入見である程度理解の地平を狭めておいて、その上で自分なりの理解をしておくということなのではないでしょうか。哲学的な知見はないので、興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

確かに、先入観や先入見なしでは、理解するのに時間がかかるでしょう。
また、独りよがりとなり、間違った理解もするかもしれません。

そこで、先入観となる情報を持ちながら、実際の理解を深めていくのがいいのではないかと思います。その方が、理解の深さや速さが保証されます。

とにかく、子どもたちを深く理解するのにどんな方法がいいのかという視点で考えなければならないと思います。なぜなら、全ての教育は子ども理解を原点とするからです。 

  
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始業式に向けて

新学年度が始まって、始業式まで後わずかとなりました。
学級担任の先生にとっては、始業式に向けての準備で色々と大変だと思います。 

教材選定、要録や保健関係などの各種書類の新学級への振り分け、新しい校務分掌における提案作成、下駄箱・鞄棚への名前付などなど。

それと同時に、新しい学級のための学級経営案を作成したり、 それに伴う学級通信を作ったりしなければなりません。公立学校現場では、この4月が一番忙しい時となります。

このような時期に、若い先生方に教えている教育技術がいくつかあります。これまでのブログでも書いてきたのですが、改めてそれを紹介したいと思います。 

まずは、子どもの名前を始業式に覚えるための方法です。
これは簡単で、子どもの名簿を1日最低一回は、声に出して読んでおくというものです。
無理に暗記する必要はありません。
とにかく、音読をしておくのです。

そうすることで、始業式後の学級活動で、子どもたちの名前を覚えるのに役立ちます。
その覚え方は、後日示したいと思います。

次に、学級経営案です。
まず、こんな学級にしたいという「目指す学級像」を決めます。

これが、一年を通して、子どもたちと共に創り上げていくものなので、きちんと示せるようにします。
ただ、この決定の時に、「笑顔」や「がんばり」のような具体的なものにしないことが一つのコツと言えます。具体的にすると、浅くて薄い感じがしてしまうからです。

そこで、やや抽象的であったり、比喩的であったりするものにします。

そして、「望む子ども像」です。
これは、三つぐらいを用意します。
こんな子どもになってほしいということを、各学年に応じた表現で示せるようにします。

最後に、「努力事項」です。
これは頑張ってほしいということを、示します。
できれば、子どもたちが嫌がるかもしれないけれど、大切なことをここに明示します。
子どもと初対面する時に、このことを明示することで、その後の指導がしやすくなります。
 
以上の三つを学級経営案として、子どもたちに伝えられるようにしておきます。

さまざまな事務や準備に忙しいこの時期ですが、子どもの名前を音読しておくことと学級経営案を用意しておくことは欠かせない重要なことなのです。
  

 
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第一回校正終了

新たに出版する書籍のゲラ刷りが届いてから、その校正を続けていました。
そして、今日、1回目の校正を終了しました。

もともと校正が得意でないので、なかなか大変でした。
文章を読みながら、その意味がきちんと伝わるか、誤字・脱字はないか、をチェックします。

その結果、色々と修正箇所がありました。
特に、推敲をきちんとせずに送った、「はじめに」は多かったです。

今回は、著者による一回だけの校正です。
ですから、最低でも再提出するまでに、2回は校正したいと考えています。

その1回めが終了したのです。
明日から、2回目に入りたいと考えています。

一回めの校正で、文意を修正することは完了したと思います。
ですから、次の校正では、単純に誤字・脱字に集中したいと考えています。

とにかく、今年度当初に出版したいと考えています。
そのためにも、校正は、締め切りの12日までには完了したいと思います。

ただ、自費出版です。
自費出版だと、5年後には、絶版となってしまいます。
そうならないように、できるだけ売れればいいと思いますが、現在の出版不況の真っ只中、なかなか難しいと思います。

それでも、世に問いたい理論や実践があります。
出版されたら、ぜひ、ご購入いただけたら幸いです。 

  

 
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