明日,学習発表会があります。
今日,その最終準備を行いました。

1つは,子どもの表現です。そして,もう1つは,6年生担任として,全体の進行の練習です。

子どもの表現では,国語の「鳥獣戯画を読む」の学習から,自分たちの「美術展をひらく」と題して,いくつかの絵画を解説します。

このとき,「鳥獣戯画を読む」の筆者である高畑勲氏の文体や構成を活かして,自分たちが選んだ絵を解説します。

この解説の具体は,また,このブログで紹介しようと思いますが,教師の予想以上のものができたと驚いています。上手に,授業で学んだ高畑氏の文体を活用して,表現しているのです。

子どもたちが選んだ絵画は,ピカソの「レ・イタリアーネ」,モネの「睡蓮」,ミロの「ドラゴンフライ」,北斎の「神奈川沖波裏」です。それぞれを2名から5名で解説します。

その解説をしやすいように,教師は,いろいろな準備をします。
まず,絵画の写真をプレゼンテーションの形式にします。
それをプロジェクターにつないで,拡大して見てもらえるようにします。

それだけでは,やや物足りないので,各絵画の解説にBGMを用意しました。
絵が変わると,曲が変わります。
その曲を背景に,子どもたちは,自分たちがつくった解説をしていくわけです。

これらのプレゼンと,BGMをiPadに入れ,プロジェクターと接続しました。
そして,この操作は,子どもたちが行います。

学習発表の内容としては十分だと思いますが,これまで,本校の発表では,かなりお笑いの要素を含んだものがあり,それらを期待される保護者もあるかもしれません。

しかし,学習発表会本来の趣旨から言えば,今回の内容が正当的であり,他の学年もそうあってほしいと思います。また,保護者の方や参観していただく地域の方にも,このことを理解していただきたいなぁと思います。

今日の練習で,子どもたちは,堂々と表現しました。明日は,それを実際に発表してくれることを期待しています。

次に,全体の進行についてです。
これは,児童会を中心に行います。
各学年の準備やアナウンスなどを,児童会の子どもたちが行うのです。

その練習を放課後に行いました。
さまざまな段取りや,準備,それらを「通し稽古」の形で行いました。

子どもたちは,まずまず理解してくれたと思います。

さて,明日の学習発表会。子どもたちが,どんな表現や活躍をしてくれるか楽しみです。

 

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