自然学校の学びは,子どもだけではありません。
教師の側にもあります。

それは,子どもの新たな姿を見出すことです。
学校生活内での子どもの姿と,自然学校中の子どもの姿は,同じものもあれば違うものもあります。

例えば,学校生活内で片付けができない子どもは,自然学校中でも同様に自分の荷物の整理ができません。そんな場合,そこを指導することで,学校生活のそれを改善することもできます。

ですから,同じ場合も,教育的に有効なのですが,異なる場合の方が重要です。
それが,子どもの新たな姿なのです。

例えば,リーダーとダンスをしているときに,学校生活では見せない表情や動きを見せることがあります。「ああ,この子はこんな時にこんな表情をするんだ」と新たな気づきがあります。

また,班でスタンツを考えている時にも,同様のことがあります。
今回,ある子どもが,班の中で男子と女子でもめかけた時に,
「まぁ,まぁ。そんなことしてたら,まとまらないから…。」
のように,場の雰囲気を変えるようなことがありました。

その姿から,その子の新たな面を見ることができたのです。
これらを肯定的に評価し,学校生活でも活かせるようにするのが,大切です。

  

 
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