冬休みが始まりました。
この冬休みをどのように過ごすのか,それが子どもにとっても重要であると同時に教師にとっても重要です。

教師は,子どもたちに冬休みの課題を出します。
この課題ですが,近年気になっているのは,学校側がつまり教師がたくさん出しすぎていないかということです。

市販のドリルを購入したり,プリントを何枚も印刷して配布したり…。
これでは,子どもたちが自主的に学習する時間さえないのではないかというぐらいです。

学校や教師が課する学習が多ければ多いほど,子どもたちが自主的に学習することは減ります。
ですから,子どもたちの自主的な学習を期待するのであれば,それができる余裕を残した学習を出さなければならないのです。

一方,子どもたちに課題を出す教師はどうでしょうか。
教師自身が自分に課題を出しているでしょうか。

例えば,テーマを決めて,文献を購読するとか。
興味のあるセミナーや研修会に参加するとか。
あるいは,実践報告や論文をまとめるとか。

子どもたちに課題を出していながら,教師自身が何もしないというのでは,ダメです。
教師は,子どもの範であるという発想からも,教師自身が学習しなければなりません。

自分が学習や勉強をしないのに,子どもたちにそれを強要するというのは,真摯な教師の姿とは言えないと考えます。

私自身も,今,いくつか課題を設定しました。
その課題をこの冬休みに取り組んでいきたいと考えています。

  

 
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