いろいろと話題の絶えない,今年の大河ドラマです。
「麒麟がくる」というタイトルで,明智光秀を主人公にするようです。

戦国時代が舞台となり,視聴率も期待できそうです。
というのも,「いだてん」が,視聴率低かったからです。

視聴率も話題ではありますが,やはり何より木になるのは,なぜ本能寺の変があったのかという,歴史上の真実です。

「歴史は常に勝者が記す」と言われるように,今残っている史実は,勝者である豊臣秀吉が記したものです。ですから,勝者が自分に都合のいいように真実を改竄した可能性も残ります。

そこで,真実は何かということを追求されたのが,光秀の子孫でもある明智憲三郎氏です。その研究をもとに描かれたのが,「信長を殺した男」という漫画です。

これは,いわば敗者の論です。ですから,負け惜しみ的な論もあるかと思います。それでも,新たな古文書や史実をもとに再構成されているので,ある程度信憑性があるかと思います。


信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)


さて,この光秀を新しい大河では,どのように描くのか,なかなか興味深いものです。そして,これは,歴史についての認識で新たな認識の方法を提示してくれているようにも思います。さらに,この認識の方法は,歴史教育にも有意義なものではないかと思うのです。


 
ランキングに挑戦しています。
いつもクリックありがとうございます。
今日もよろしくお願いします。