連日,新型コロナウイルス関連のニュースが報道されています。
国内での感染の拡大が懸念されていますが,この流行は学校現場と関係がないとは言えません。

現時点で,児童や生徒の感染はありません。
ですから,学校現場とはあまり関係ないように思われるかもしれません。

しかし,2009年の新型インフルエンザの流行を思い出してください。
県内の小中学校で,1週間程度の学校閉鎖が,一斉に行われたのです。
もし,新型コロナウイルスで,同様の流行が起これば,学校閉鎖もありうるわけです。

そうなると,年度末のこの時期ですから,色々と心配なことが出てきます。

まず,履修内容の完全履修の心配です。
年度末に学校閉鎖があれば,予定通りに進んでいる学習内容も,一気に遅れてしまいます。その結果,完全履修ができない可能性があるのです。もちろん,そうなったら,春休み返上で完全履修を目指すことになるかもしれません。

次に,卒業式などの学校行事への影響です。
学校閉鎖になれば,卒業式に向けての学習や練習が滞ってしまいます。
だからといって,卒業式を遅らせるわけにもいかないでしょう。

また,流行時期と式自体が重なってしまうと,どうなるのでしょう。
式を中止にすることもできないでしょうし,だからといって無理に登校させて式を行うことも難しいでしょう。

ですから,これからの動向を見据えたり予測したりしながら,学習内容は1週間程度余裕を持って,早めに進めておくことが必要だったり,卒業式もできる範囲を考えて簡略化したりする必要があるのではないかと思います。

とりあえずは,リスク管理を念頭に,三学期の残りを計画することが大切なのです。
 


 
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