コロナウィルスの影響が,各学校に出ています。
休校措置が,2週間やゴールデンウィーク明けまで延長される自治体もあります。

本県では,どうやら通常通り新学年度をスタートさせるようです。
通常通りであれ,そうでなくても,今の時期にやっておいた方がいいことがたくさんあります。

特に,今年度は,4月1日から始業式までの間に土日を挟むので,より忙しいのではないかと思います。

まずやらなければならないことは,教材の選定です。
学級担任が決まり,それぞれの学年に必要な教材やノートを選定するわけです。
そして,早めに注文しないと,始業式に間に合わなくなってしまいます。

次に,新しく担任する学級の準備です。
指導要録や保健調査などを新しい学級に合わせて,編成しなおさなければなりません。
単学級の学校は必要ないのですが,複数学級のある学校では,必須です。

この時に,子どもたちの名前を覚えることができます。
自分の学級に誰がいるのかということを確認できるのです。

そして,学級名簿を作成し,それに合わせて下駄箱やカバン棚などに名前のシールを貼ります。
机や椅子にも名前シールを貼った方がいいと思います。
これらのシールを作成したり貼ったりする中で,子どもの名前を覚えることができます。

さらに,学級経営案についても考えておきます。
こんな学級にしたい,こんな子どもになってほしい,これだけは努力してほしいなどを考えておくのです。そして,始業式の日に子どもたちに伝えます。

始業式に伝えることで,その後の指導を容易にすることができます。
「始業式の日に,みんなに言ったでしょ」
の一言で,子どもたちを納得させることができるのです。

特に,子どもたちが嫌がりそうなことや,しんどいと思いそうなことは,始業式に伝えた方がいいと思います。

長い,コロナ休暇と春休みを経て,子どもたちは登校してきます。
子どもの中には,なかなか登校に順応できない子もいるかもしれません。

それにも配慮しながら,そして,1年間の学級経営を見据えて,新学期準備をしなければならないのです。 

 
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