学校教育が再開されて1ヶ月が経とうとしています。
毎朝の検温,マスク着用,換気,手洗い,ソーシャルディスタンスなどが必須となって,教育委員会などから指導されています。

しかし,ウィルスの特性がわかってきて,また日本の状況から考えて,見直してもいいことはないのでしょうか。

例えば,ソーシャルディスタンスです。これは,欧米から導入されたものです。欧米の文化ではスキンシップやハグ,キスなどの密接な関わりが当たり前となっています。ですから,それを基に他者と距離をとりましょうというのがソーシャルディスタンスです。

しかし,日本の文化は,違います。ハグやキスなどというのは,日常的には行われません。また,春先には花粉症などでマスクをしている人も普通にいます。ですから,欧米の文化を基にしたものをそのまま日本の文化に導入するのはいかがなものかなと思うのです。

また,ウィルスが飛沫感染であることを考えれば,マスクをしていればソーシャルディスタンスは,それほど重要とは言えないように思います。

そして,このマスクです。
教育現場にいろいろとマイナスがあることは,以前のブログでも書きました。
マスクが飛沫防止であれば,特にその心配がないとき,例えば何も喋らないときなどは不要なのではないでしょうか。また,他者と距離がある時も必要ではないように思います。

そのように考えると,何か喋るときや密になるときにはマスクを使用し,そうでないときは外してもいいのではないでしょうか。

これから,暑さが増してきます。臨時休校の補充に夏休みを返上する方針も出ています。
巷では,マスクをしていることで熱中症になることが危惧されています。

今一度,マスクについては考えてみるのもいいのではないかと思います。
一方,検温,手洗い,換気などは,これまでの対応をそのまま継続しなければならないでしょう。

ぜひ,専門家会議や文科省,各地教委などでは,感染のリスクと教育効果をバランス良くできる方針を出して欲しいものです。


 
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