明日は,県内のA市の校内研修会に講師として参加させていただきます。
コロナ禍から,日常に戻って二ヶ月です。
学校教育も再開され,校内研修も進んでいるようです。

ただ,第2波とも言える感染拡大が叫ばれているので,安心はできません。
臨時休校中と同様の警戒や対策をしなければなりません。

さて,それでも国の方針として,「with コロナ」を勧めている以上,学校教育もそれを実践に移していかなければなりません。

今日,明日の研修会の資料を作成しました。それを紹介したいと思います。

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はじめに

・言語活動を工夫する
・パフォーマンス単元を構想する
・対話的な授業にするために


1 言語活動を工夫する

(1)よりリアルな言語活動
・指導要領や教科書の例示してある言語活動
   一般的で,ある程度いつでもどこでも当てはまる…子どもたちにとって切実感やリアルさに乏しい
・言語活動例を含み込みながら,「今・ここ」を重視した言語活動を…パフォーマンス
   子どもや教師,学校という社会にある言語文化→社会に開かれている
   子どもたちにリアルであるということは,学習意欲につながる

(2)パフォーマンスの類別…※資料1 パフォーマンスの例
・文字パフォーマンス
・音声パフォーマンス
・身体パフォーマンス

(3)活動主義にならないために
・子どもたちに身につけさたい力
   イメージ化の力…登場人物の行動・様子・心情,場面の様子,叙述の具体,エピソード
・イメージ化をより促すために
   レトリック…意味のレトリック
         構成のレトリック
   思考法…比較,順序,類別・統合,類推,要約,多面的・多元的な見方


2 パフォーマンス単元を構想する…※資料3 単元構想

(1)単元主題の設定
・パフォーマンスを中核に
・「主題ー探究ー表現」モデル

(2)活動テーマの設定
・単元主題に至るための活動
・活動テーマは最後から
・子どもと一緒につくりあげる

(3)「一人読み」で「自分なりの読み」を
・「自分なりの読み」を形成する時間を確保
   授業時間+家庭学習
・ノートやワークシートに書き込ませる
   発達段階に応じて…テキストに棒線・書き込み,ノートやワークシートに


3 対話的な授業にするために

(1)「発問ー応答」型からの脱却
・「発問ー応答」型の問題点…※資料4
   受動的な態度
   問われないと考えないという習慣
・「参加ー構成」型へ
   子どもは自分なりの読みを持って,授業に参加
   教師は,それを組み上げて構成

(2)対話的な授業のルール
・意見のある子は立つ
   発表と発言
・「はい」の早い子どもに発言権が
   まだ言っていない子や回数の少ない子が優先
   教師の意図的指名
・賛成意見から発言する
   質問や反対意見を子どもは嫌がる
   「賛成」の反対は「反対」


4 おわりに

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