実習生が、今週で3週目に入ります。
その中日である今日、授業研がありました。
2時間目に国語、3時間目に道徳と、2時間の授業公開です。

大学からも指導教員が来校されました。
本校がかなり田舎なので、来校されるのに大変だったようです。

その実習生には、直接担当しているわけではありませんが、国語の授業づくりについて、一緒に検討した経緯があります。ですから、2時間目に参観させていただきました。

とても落ち着いた実践ぶりで、驚きました。
緊張などされていないようでした。

実習生の授業を見るとき、一つの視点があります。
それは、教師としてのふるまいです。
もちろん、教科の指導ポイントやそういうことも視点になりますが、まずはふるまいです。

それは何かというと、立居姿、声の大きさ、まなざし、大きくいうと身体性となるのです。
担当されている学年に応じた、身体性が発揮されているかということが重要なのです。
教科や教材に対する知識や実践については、二の次でいいと考えています。

その点から、今日の授業では、十分合格だったと思います。
声の大きさも、まなざしも合格点でした。

ただ、課題もあります。
それは、いかに、全員の子どもを授業に巻き込むかということです。
これは、10年以上教師経験のある先生でも難しいことが少なくありません。

大切なことは、それを自らの課題と考えているかどうかです。
全員が活躍できる授業を目指しているかどうかなのです。

明日以降、実習生にお話をする機会があれば、そんなことを伝えたいと考えています。
  

 
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