明日は,他校の校内研修会に講師として参加させていただきます。
授業を参観させていただき,事後研でお話させていただきます。

なんと驚いたことに,全学級公開なのです。
4時間目と5時間目の授業を参観させていただきます。

そして,事後研の資料を作成しました。
それを紹介したいと思います。

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 はじめに
・様々な対話
・実践的,具体的な教師のはたらきかけ
・深い学びにどのように導くのか


1.様々な対話について

(1)一般的な対話論
・教材との対話
   教材と出会い,子どもたちが持つ思いや読み…初発の感想
・他者との対話
   子どもと子どもが対話する…ペアトーク,グループトーク,一斉対話
・自己との対話
   自問自答,自己認識などの対話,自分の読みへの昇華 

(2)他者との多様な対話
・ペアトークやグループトーク…子どもたちの自由度は上がるが,教師の把握が困難
・一斉対話…ルールのもとに制限されるが,教師の把握や導きが容易
・限定トークと自由トーク…どちらにも利点と不利点が


2.対話を促す教師のはたらきかけ…※資料1 「授業革命」から

(1)うながす
・子どもの一人読みや「賛成・反対・質問・わからない」を全体の場に出す促し
・待つことの重要性

(2)つなぐ
・賛成意見をつなぐ
・多くの利点が子どもにも,教師にも      

(3)もどす
・一人の子どもの読みを全体にもどす
・教師が指導したいことやヤマ場などで

(4)問い返す
・個人の読みを明確化する
・言葉にこだわらせる

(5)ゆさぶる
・子どもの思考を活性化させる
・子どもたちに,「いや,そうではない」と反発させる

(6)せまる
・ひるまないこと
・「忘れました」で終わらせない

(7)意味/価値づける
・学びの意味を説明する
・価値ある学びを説明する


3.深い学びへと誘う

(1)深い学びとは…資料2 国語部提案から
・子どもだけでは気づかないこと,読み取れないこと
   様々な言い換えによるイメージの深化
・レトリックに関わること
   意味のレトリックと構成のレトリック
・思考法に関わること
   順序立てる,比較する,類別・統合する,類推する,仮定する,要約する,多面的・多元的に見る,総合的に見る

(2)深い学びに導く
・ラベリングして道具化する
   イメージ化,レトリック,思考法
・ヤマ場の設定
   レトリック
   登場人物について,情景について


4.おわりに

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