今、5年生のクラスを借りて「大造じいさんとガン」の学習に取り組んでいます。
単元主題は「クライマックス・コンテストをしよう」で、活動テーマは、「クライマックスを見つけよう」「クライマックスの良さを見つけよう」「No. 1を決めよう」と設定しました。

今日の学習では、その一つ目のテーマです。まずは、1場面のストーリーの盛り上がりを見つける学習をしました。

この時、子どもたちへの指示は、「クライマックスだとわかる言葉」「クライマックスの良さがわかる言葉」「クライマックスにつながる言葉」を見つけ、その言葉に棒線を引くというものでした。これが、一人学習となります。

子どもたちが一人学習に慣れていれば、以上の指示で個別の学習に取り組めます。しかし、そうでない場合、やはりいろいろと手立てが必要です。

まず、一斉での指導です。
子どもたち全員に、テキストの内容を順に示して、それが前述の指示の内容に当てはまるかどうか考えさせるのです。そして、当てはまれば、テキストに棒線を引く、そうでなければ引かない、という活動をさせます。

この時、棒線を引いたテキストを選んだ理由がきちんと言えるかどうかを考えさせるようにします。理由が言えずに「なんとなく」や「理由はうまく言えないけれど」などは、ダメにします。

このような一斉指導をしても、なかなか一人学習が進まない子どももいます。
そんな時には、やはり個別指導が必要です。

一人学習が進んでいない子どもの側に行って、テキストの順に「この言葉は、クライマックスにつながっていると思う?」や「この言葉からクライマックスの良さがわかる? 」のように叙述ごとに問いかけるのです。

そして、子どもが頷けば、そこに線を引くようにします。もちろん、その理由が言えるかどうか考えさせます。それを何度か練習して、あとは、自力でできるようにして、一人で学習させていきます。

この時、子どもが選択するのに、教師の意図が反映しないようにします。つまり、「ここは線を引かないといけないんだけど」と思っていても、子どもがそう考えない時はスルーするようにします。あくまでも、この段階では、子ども個人の考えを促したいので、そこに教師の意図が入り混まないように留意するのです。

今日は、1場面だけを一人学習させました。次回の学習では、それを交流していく予定です。
2場面も同様に棒線を引かせるだけの一人学習にしようと考えています。そして、3場面では、棒線を引く言葉と、なぜ棒線を引くのかという理由の両方を記録するのような学習にしようと考えています。

このように、一人学習では、段階的に、前時までの学習を活用して、少しずつできるようにするのがいいと考えています。いきなり、子どもに任せるのでは、全ての子どもが自分なりの考えを持ちづらいのです。もちろん、このような経験を繰り返していけば、子ども任せでできるようになります。
 


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