新学年度の4月には、最初の参観日があります。
これって、ある意味「顔見世興行」です。

新しい先生がどんな先生か。新しい学年・学級で、子どもたちがどんな様子か。
などなど、保護者の方々に最初に顔見せする機会なのです。

この後に、懇談会もあったりします。授業や懇談会を通して、保護者の方と信頼関係をどれだけ作れるかというのがこの参観・懇談会の大きなねらいとなります。

そのためには、授業もある程度保護者の方々が納得できるものでなければなりませんし、懇談会ではもっと信頼関係を築くために重要です。

学級を担任しているとき、毎年最初の参観日にする授業がありました。
教科は国語科。教材は詩教材。
「から」という詩です。

この教材を用いた授業では、絶対に失敗をしません。
準備もそれほど必要ではありませんし、授業計画も難しくありません。
それでいて、子どもたちの色々な面を理解することができ、それをその後の懇談会に活用することができます。

教材とワークシートは、次のリンクからダウンロードが可能です。
「から」 

 
授業の展開は次の通りです。
1 教材を板書しながら、それをワークシートに視写させる。
2 音読を3回する。
3 発問1をして、その答えをワークシートの開いているところに書かせる。と同時に、その答えの根拠となるテキストに棒線を引かせる。
4 答えと根拠を発言させて交流する。
5 発問2をして3と同様の活動をし、4のように交流する。
6 作者の正解を伝え、作者と語り手(話者)について説明する。

この授業、4、5の活動で全ての子どもが発言できます。
そして、6のところで、子どもたちから驚きの声が教室に響きます。

この授業は、子どもたちも考えやすいのですが、それと同じように保護者の方々にも分かりやすい授業となります。特に、6のところでは驚きの歓声が上がり盛り上がります。

実は、この学習、国語科の大切な価値を指導しています。それは、作者を作品から切り離すというものです。「作者の死」は、ロラン・バルトが今から半世紀以上前に提唱したことです。それを指導するのに役立ちます。

近くに授業参観を控えていて、どんな授業をしようか定まっていない先生方には、おすすめの授業案です。この案は失敗しません。鉄板の授業なのです。

興味のある先生方は、ぜひ実践して見てください。 

 
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