教育実践研究所「EduPrac」服部英雄のブログ

授業研究、生徒指導、学級経営、子育てなど教育実践全般についてのブログです。

学校行事

6年生を送る会2016

今日の午後は,6年生を送る会でした。
この会ですが,5年生が中心になって企画,準備,運営を行います。

また,6年生以外の学年は,それぞれ出し物を用意します。

会のプログラムは,次のようなものでした。

・6年生入場
・はじめの言葉
・ゲーム
・学年の出し物
・メッセージプレゼント
・歌「ありがとう」
・おわりの言葉
・校長先生のお話

この会ですが,卒業式に参加できない学年もあり,その学年にとっては,6年生を送る唯一の機会となります。そんな意味も込めて,全校生で一緒にゲームしたり,出し物をしたりして,6年生を送るわけです。

また,5年生が中心になるということは,6年生が卒業した後,自分たちが学校をリードしていくという意味も含まれます。ですから,立派に会をやり遂げることが,次の学年度へのバトンタッチとなるわけです。

さて,会は,ゲームを楽しんだ後,各学年の出し物となります。

1年生は,6年生へのインタビューでした。
1年生を迎える会の時に,6年生がインタビューしたことの逆となります。

2年生は,歌とメッセージでした。
3年生は,6年生の夢を叶えるとして,一人一人の夢を語りました。
4年生は,ありがとうコールです。
5年生は,色紙に書いたメッセージを渡すというものでした。

各学年の出し物ごとに,6年生は少し照れながら,でも嬉しそうに見たりプレゼントをもらったりしていました。

会が終わって,学級に戻って,子どもたちにこんな話をしました。
「下学年が,6年生に感謝の言葉をたくさん言ってくれました。大切なことは,それを喜びできちんと受け取り,その感謝に応えることです。卒業までは,まだ日があります。その間にきちんと応える行動をしましょう。」

6年生を送る会が,その時だけのお楽しみに終わらないように,指導したのです。
送り,送られ,それに応える。そんな関係を大切にできるような人になって欲しいと願っています。

 
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書き初め大会2017

今日の3校時に,書き初め大会がありました。
学校によっては,この大会,全校生を体育館に集めてやるところもあるようです。

本校の場合は,学級ごとに実施します。
子どもたちは,この大会に向けて,冬休みに練習を重ねています。
とはいえ,練習していない子や練習が足りていない子もいるとは思いますが…。

書き初めの開始には,学校長からの話があります。
書き初めの由来やその意味について,また,具体的な方法や書き初め後のことについて話をします。

この具体的な方法ですが,現任校で初めて知りました。
その年の恵方に向いて書くという方法なのです。

それまでは,新年を迎えて最初に習字をすることが書き初めだと思っていました。
とにかく最初に書けばいいのだと思っていたのです。

しかし,しきたりのようなものがあって,恵方に向いて書くのです。
ちなみに今年の恵方は,北北西でした。

子どもの机と椅子を教室の端に固め,全員が床に正座して書くようにしました。
そして,恵方である北北西の方角を向いて準備させました。

この大会,席書的に行います。
というのも,一人書く枚数が決まっているのです。
その枚数は5枚です。

子どもたちはその5枚に,これまでの練習の成果を発揮するわけです。

放課後,職員で入選作品を選びました。
ここでは,合意形成的に選んでいきます。

この作品選出について,以前から疑問に思っていました。
一体,どのような評価基準で選んでいるのかという疑問です。

いろいろ調べてみて,全国レベルの大きな大会では,いろいろあるようでした。
しかし,やはり大切なことは,きちんとした基本ができているかということが重要だとわかりました。

今日の選出には,その基本について見て,きちんとよりできている作品を選びました。

明日は,その結果の発表です。
子供達も楽しみにしていることでしょう。

 
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