今日の2時間目は,校内研修会でした。
教科は,音楽です。
音楽は,1年から6年まで専科の先生が担当しています。今日は,4年生の授業でした。
音楽の授業や音楽の指導を見ているといつも思うことがあります。
それは,「身体との関わり」です。
音楽を身体で感じて,身体で表現する。
これが,その身体との関わりなのです。
しかし,この概念というか考え方が,なかなか共有できません。
小学生の子どもたちに指導する時,この身体との関わりを抜きにはできないと考えています。
元来,音楽というものが,身体を通して表現するものだったと思います。
原始的な音楽がそうです。
人々が集まって,心地よいもの高揚するものとして音楽があったはずです。
そこには,身体からの発現があり,身体そのものが音楽であったはずです。
ですから,子どもたち,特に幼い児童たちには,身体そのものが音楽なのです。
ところが,音楽の学習と銘打ったり,音楽の指導となると,そこが抜けがちです。
子どもたちの身体が,どのようであるかということを指導者は常に見て,指導すべきです。
身体で感じているか,頭だけで受け止めているかを判断しなければならないのです。
そして,表現も定型でやっているのか,感じたことを自分の身体に写しているのかということを見なければなりません。定型なら,それでいいのかという問い返し,本当に表現するにはどうしたらいいのかという投げかけが必要です。やはり,型や形ではないのです。
もちろん,最初,型から入るかもしれません。子どもによっては,その方が感じたり表現したりしやすい場合もあるでしょう。しかし,ある程度その型が定まってきたら,本当にそれでいいのという問い返しが必要なのです。
「口先だけで歌っていない?」
「小手先で演奏していない?」
「本当に思いや気持ちを伝えるには,身体をどのよう使えばいい?」
「今のままでいい?」
などの問いかけをしなければ,子どもたちの本当の音楽的表現を期待することはできません。
そして,この際,重要なのが,「身体を開く」ということです。
周りの目を気にしたり,遠慮したりしている段階では,身体は閉じています。
身体が閉じていると,いい表現はできません。
これから,卒業式に向けて,音楽的表現が追求されることが多くなります。
その時に,この「音楽と身体」という関係に着目し,子どもたちの内面から表現できるように指導したいものです。
教科は,音楽です。
音楽は,1年から6年まで専科の先生が担当しています。今日は,4年生の授業でした。
音楽の授業や音楽の指導を見ているといつも思うことがあります。
それは,「身体との関わり」です。
音楽を身体で感じて,身体で表現する。
これが,その身体との関わりなのです。
しかし,この概念というか考え方が,なかなか共有できません。
小学生の子どもたちに指導する時,この身体との関わりを抜きにはできないと考えています。
元来,音楽というものが,身体を通して表現するものだったと思います。
原始的な音楽がそうです。
人々が集まって,心地よいもの高揚するものとして音楽があったはずです。
そこには,身体からの発現があり,身体そのものが音楽であったはずです。
ですから,子どもたち,特に幼い児童たちには,身体そのものが音楽なのです。
ところが,音楽の学習と銘打ったり,音楽の指導となると,そこが抜けがちです。
子どもたちの身体が,どのようであるかということを指導者は常に見て,指導すべきです。
身体で感じているか,頭だけで受け止めているかを判断しなければならないのです。
そして,表現も定型でやっているのか,感じたことを自分の身体に写しているのかということを見なければなりません。定型なら,それでいいのかという問い返し,本当に表現するにはどうしたらいいのかという投げかけが必要です。やはり,型や形ではないのです。
もちろん,最初,型から入るかもしれません。子どもによっては,その方が感じたり表現したりしやすい場合もあるでしょう。しかし,ある程度その型が定まってきたら,本当にそれでいいのという問い返しが必要なのです。
「口先だけで歌っていない?」
「小手先で演奏していない?」
「本当に思いや気持ちを伝えるには,身体をどのよう使えばいい?」
「今のままでいい?」
などの問いかけをしなければ,子どもたちの本当の音楽的表現を期待することはできません。
そして,この際,重要なのが,「身体を開く」ということです。
周りの目を気にしたり,遠慮したりしている段階では,身体は閉じています。
身体が閉じていると,いい表現はできません。
これから,卒業式に向けて,音楽的表現が追求されることが多くなります。
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