今日の学習は、3場面です。「おとり作戦」です。
活動テーマは、「クライマックスの良さを見つけよう」です。
前時と同じように、まず、クライマックスの始まりを見つけさせました。
子どもたちは、「今年はひとつ、これを…」「うまくいくぞ」「さあ、いよいよ戦闘開始だ」「東の空が真っ赤に燃えて」などを、始まりとして考えました。
それぞれに理由があります。その理由が許容範囲にあれば、どれも間違いではありません。
しかし、大多数が、「さあ、いよいよ…」や「東の空が…」のところに集中しました。その理由は、『ここから始まるぞという感じがする』『戦いの予兆という感じがする。それは、2の場面でもあった』などです。
そして、それ以降のところで、「クライマックスだとわかることば」や「クライマックスのよさだと思うことば」などを交流していきました。
子どもたちは、「ハヤブサだ」という叙述から、『何かが乱入してきた』『想定外のことが起こり、戦いが始まる』などの読みを交流しました。
そして、「あっ。」から大造じいさんの驚きを、「パーンと一けりしました」からハヤブサとの戦いの激しさを読み取っていきました。
ここで、「ハヤブサだ。」という叙述の前の「何か、一直線に落ちてきました」に着目させました。
子どもたちは、「何か」から『まだ何かわからない』や『逆光でよく見えない』などの読みを、「一直線に」から『スピードがすごい』『どんどん近づいてくる』などの読みをしていきました。
中でも、「何か」が「ハヤブサが」でも意味は通じるのに、どう違うのかを考えさせ、『読み手がドキドキ感がする』『何かわからなくて、ハヤブサとわかり、驚きが強くなる』のように読み深めていきました。
ここをきっかけに、このような最初から何がということを明確化せずに述べ、その後に何ということを表現する方法を他でも用いていないか探させました。
子どもたちは、「さっと大きなかげが空を横切りました。残雪です。」や、「今年は、これを…」と曖昧に表現して、それが「2年前に捕まえたガン」であることをあとで説明することなどに気付いていきました。そして、このように表現することが、クライマックスをより盛り上げることも理解しました。
その後、この教材では定番の「再び、じゅうをおろしてしまいました。」について、大造じいさんの心情を考えさせました。子どもたちは、『味方を助けているのにそこを狙うのは卑怯だと気付いた』や『4場面にある「正々堂々と戦おう」や「ひきょうなやり方で」捕まえたくなかった』などの読みに至りました。
最後に、「ばっ」「ぱっ」のオノマトペや、「白い花弁のように」の比喩についても考えさせて、時間となりました。授業後の板書は次の通りです。
活動テーマは、「クライマックスの良さを見つけよう」です。
前時と同じように、まず、クライマックスの始まりを見つけさせました。
子どもたちは、「今年はひとつ、これを…」「うまくいくぞ」「さあ、いよいよ戦闘開始だ」「東の空が真っ赤に燃えて」などを、始まりとして考えました。
それぞれに理由があります。その理由が許容範囲にあれば、どれも間違いではありません。
しかし、大多数が、「さあ、いよいよ…」や「東の空が…」のところに集中しました。その理由は、『ここから始まるぞという感じがする』『戦いの予兆という感じがする。それは、2の場面でもあった』などです。
そして、それ以降のところで、「クライマックスだとわかることば」や「クライマックスのよさだと思うことば」などを交流していきました。
子どもたちは、「ハヤブサだ」という叙述から、『何かが乱入してきた』『想定外のことが起こり、戦いが始まる』などの読みを交流しました。
そして、「あっ。」から大造じいさんの驚きを、「パーンと一けりしました」からハヤブサとの戦いの激しさを読み取っていきました。
ここで、「ハヤブサだ。」という叙述の前の「何か、一直線に落ちてきました」に着目させました。
子どもたちは、「何か」から『まだ何かわからない』や『逆光でよく見えない』などの読みを、「一直線に」から『スピードがすごい』『どんどん近づいてくる』などの読みをしていきました。
中でも、「何か」が「ハヤブサが」でも意味は通じるのに、どう違うのかを考えさせ、『読み手がドキドキ感がする』『何かわからなくて、ハヤブサとわかり、驚きが強くなる』のように読み深めていきました。
ここをきっかけに、このような最初から何がということを明確化せずに述べ、その後に何ということを表現する方法を他でも用いていないか探させました。
子どもたちは、「さっと大きなかげが空を横切りました。残雪です。」や、「今年は、これを…」と曖昧に表現して、それが「2年前に捕まえたガン」であることをあとで説明することなどに気付いていきました。そして、このように表現することが、クライマックスをより盛り上げることも理解しました。
その後、この教材では定番の「再び、じゅうをおろしてしまいました。」について、大造じいさんの心情を考えさせました。子どもたちは、『味方を助けているのにそこを狙うのは卑怯だと気付いた』や『4場面にある「正々堂々と戦おう」や「ひきょうなやり方で」捕まえたくなかった』などの読みに至りました。
最後に、「ばっ」「ぱっ」のオノマトペや、「白い花弁のように」の比喩についても考えさせて、時間となりました。授業後の板書は次の通りです。
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