「教育実践を語る」服部英雄のブログ

授業のこと,学級経営のこと,家庭教育のことなど,教育全般にかかわることについて,これまでの経験や研究をもとに語っていきたいと思います。

研修

校内研修会

昨日のブログやその前のブログで紹介したように,今日は,他校の校内研修会に講師として参加させていただきました。
そして,他校と言っても,県内ではなく,奈良県の小学校だったのです。
その研修会は,授業をさせていただいて,そのことについての研修会でした。

これで,近畿二府四県のうち,大阪府と和歌山県以外,全ての府県で授業をさせていただいたことになります。ありがたいことです。まさに授業行脚です。

研修会では,先生方から,たくさんの質問をいただきました。また,授業についての感想もいただきました。若い先生も多く,みなさん熱心でした。

さて,授業の方はと言いますと,3年生の子どもたちと楽しく学習できました。
最初に,話の聞き方を指導しました。
次に,発表の仕方を指導しました。

この二つの指導は,学級担任をするときには,必ず4月の最初に指導し,子どもたちの聞き方や話し方がその指導通りできなくなるたびに指導すると言うものでした。

子どもたちは,素直で,その指導にきちんと応えてくれて,授業で活躍しました。
その前に,一人学習,一人よみの学習もさせました。

具体的には,テキストに棒線を引くという活動です。
自分の学級では,この活動を対話を中心とした話し合い活動の前にします。
しかし,飛び入りの投げ入れの授業ですから,1時間の授業の中に組み込んだのでした。

この活動が,「自分なりの読み」を形成することになります。
その後,対話による交流で「自分たちの読み」に高めていきます。

この「自分たちの読み」に当てる時間が少なくなったのですが,子どもたちは上述の発表の仕方を活用して,たくさん意見を言ってくれました。

事後研で,その授業のことや,国語の授業を進める上で留意することなど,先生方の質問に答える形でお話しました。しかし,用意していた資料を超える質問があり,うまくお答えできたかどうかわかりません。

今回のような熱心な事後研に参加させていただけるのは,本当にありがたいことです。そして,そのような研修会ができるというのは,もちろん一人ひとりの先生方の意識が高いことが挙げられますが,研究主任の先生や校長先生のリーダーシップによるところが多いと思います。実際,これまでの講師経験からそうでした。

今日は,とても楽しくて刺激的で,有意義な時間をいただいたことに,本当に感謝したいと思います。


 
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校内研修会資料

明日は,県外の小学校で授業をし,その後研修会があります。
その研修会の資料を作成したので,紹介します。

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はじめに

・授業にかかわって
・国語科の授業を変える


1.授業にかかわって

(1)「あらしのよるに」…※資料1 指導案
・すれ違いの面白さ
   思い込みによるお話の展開
・声優になるというパフォーマンス
   単元の出口である単元主題を設定する

(2)教材としての価値
・会話の工夫の根拠が地の文にある
  場面や状況の読解 ・読者論的な読解

   
2.国語の授業を変える

(1)「参加ー構成」型の授業
・「自分なりの読み」の重視
   一人読みを形成する…一人で教材と向かい合う
・「自分たちの読み」
   対話的な交流を通してより深い読みに
・「自分の読み」
   出口となるパフォーマンスで学びを定着させる
   
(2)話し合いのルール
・意見のある子どもは立つ
・「はい」の早い子から発言する
・賛成意見を続ける

(3)対話を促進させるために…※資料2 「授業革命」から
・うながす
・つなぐ
・もどす
・ゆさぶる
・問い返す
・せまる
・意味/価値づける


おわりに
 
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校内研修会

明日は,他校の校内研修会に講師として参加させていただきます。
授業を参観させていただき,事後研でお話させていただきます。

なんと驚いたことに,全学級公開なのです。
4時間目と5時間目の授業を参観させていただきます。

そして,事後研の資料を作成しました。
それを紹介したいと思います。

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 はじめに
・様々な対話
・実践的,具体的な教師のはたらきかけ
・深い学びにどのように導くのか


1.様々な対話について

(1)一般的な対話論
・教材との対話
   教材と出会い,子どもたちが持つ思いや読み…初発の感想
・他者との対話
   子どもと子どもが対話する…ペアトーク,グループトーク,一斉対話
・自己との対話
   自問自答,自己認識などの対話,自分の読みへの昇華 

(2)他者との多様な対話
・ペアトークやグループトーク…子どもたちの自由度は上がるが,教師の把握が困難
・一斉対話…ルールのもとに制限されるが,教師の把握や導きが容易
・限定トークと自由トーク…どちらにも利点と不利点が


2.対話を促す教師のはたらきかけ…※資料1 「授業革命」から

(1)うながす
・子どもの一人読みや「賛成・反対・質問・わからない」を全体の場に出す促し
・待つことの重要性

(2)つなぐ
・賛成意見をつなぐ
・多くの利点が子どもにも,教師にも      

(3)もどす
・一人の子どもの読みを全体にもどす
・教師が指導したいことやヤマ場などで

(4)問い返す
・個人の読みを明確化する
・言葉にこだわらせる

(5)ゆさぶる
・子どもの思考を活性化させる
・子どもたちに,「いや,そうではない」と反発させる

(6)せまる
・ひるまないこと
・「忘れました」で終わらせない

(7)意味/価値づける
・学びの意味を説明する
・価値ある学びを説明する


3.深い学びへと誘う

(1)深い学びとは…資料2 国語部提案から
・子どもだけでは気づかないこと,読み取れないこと
   様々な言い換えによるイメージの深化
・レトリックに関わること
   意味のレトリックと構成のレトリック
・思考法に関わること
   順序立てる,比較する,類別・統合する,類推する,仮定する,要約する,多面的・多元的に見る,総合的に見る

(2)深い学びに導く
・ラベリングして道具化する
   イメージ化,レトリック,思考法
・ヤマ場の設定
   レトリック
   登場人物について,情景について


4.おわりに

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校内研修「情動のコントロール」

今日の放課後は,本校の校内研修で,情動のコントロールについてお話させていただきました。
その時の資料については,以前のブログで紹介しています。 
こちらを参照してください。

情動のコントロール

情動のコントロール2

情動のコントロール3

情動のコントロール4

与えられた時間は,30分でした。
ですから,かなり早口で説明しなければ時間が足りなくなります。

しかし,逆に聞いている人からすると,早口で聞き取り辛かったかもしれません。

これらの話の要点は,過去に読んだ文献を実践にうつして,効果のあったことです。
それらの文献についても紹介しました。

「教師と親のためのやさしいサイコシンセシス」
「子どもが聞きたくなる話し方,話したくなる聞き方」
「こころの知性を育む」
などです。

残念ながら,これらの文献は,今は絶版となっており,図書館で探すか,古本や中古で見つけるしかありません。そのほか,

「登校拒否は言葉で治る」や,
「指示の原則」などの文献も教育における大切な内容を含んでいると思います。

ただ,こちらも絶版となっていて,図書館や古本で探すしかありません。

研修会では,私の話の後,スクールカウンセラーの話もありました。
さらに,質問コーナーでは,目の前の子どもたちを例にした話題も出て,実践的で意義深い研修会となったのではないかと思います。
 

 
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校内研修会201028

明日は、他校の校内研修会に講師として参加させていただきます。
国語の授業公開と事後研が、その内容です。

授業公開は、4年生の「ごんぎつね」です。
事後研で、助言させていただきます。

その際の資料を作成したので、紹介したいと思います。

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 はじめに
・授業にかかわって
・国語科の授業を変える


1.授業にかかわって

(1)「ごんぎつね」…※資料1 「知ってるつもり『ごんぎつね』」指導案
・国民的教材と言える
   全ての教科書に掲載されている(いた?)
   「鬼滅の刃」的ヒット
・心情に訴えかける悲劇
   やっと心が通いあったのに銃で撃たれる

(2)教材としての価値
・伏線や倒置法,レトリックなどが豊富
・視点論的にも面白い
・人物の心情の移り変わりが明確    


2.国語の授業を変える

(1)「自分なりの読みー自分たちの読みー自分の読み」…※資料2「自分を中核にした単元構想」
・「自分なりの読み」
   一人読みを形成する…一人で教材と向かい合う
・「自分たちの読み」
   対話的な交流を通してより深い読みに
   うながす・つなぐ・もどす・ゆさぶる・問い返す・せまる・意味/価値づける
・「自分の読み」
   出口となる表現活動で学びを定着させる   

(2)叙述にこだわらせる
・この言葉があるから
・この言葉がなかったら

(3)レトリックに着目させる
・意味のレトリック…オノマトペ,反復,対比,比喩,擬人法,倒置法など
・構成のレトリック…反復,対比,反復の中の対比,ファンタジー構造,クライマックス,額縁構造


おわりに

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