昨日の続きです。
どのようにして子どもを鍛えるのかということです。
まず,国語の「書く力」です。
これは,大前提として,学年の数だけページ数書かなければならないということを示します。つまり,三年生なら3ページですし,5年生なら5ページというようにです。
しかし,昨年度まで1ページがやっと,というような子どもには,4年生で4ページと要求されてもなかなか書けません。ですから,書き方の指導が必要となります。
その指導の内容は,次の通りです。
(1)書き出しを工夫する
書き出しを,「今日,…」や「ぼくは…」のようにせず,会話文や,次どうなるだろうと読み手に思わせるような文を書くように指導します。前者は,「楽しみだなあ」のような会話文から書き始める,後者は,「今日,とっても楽しいことがありました」のようにです。
(2)会話文を入れる
会話文を入れると,その前は省略できます。つまり,「ぼくは,『…』と言いました。」という表現だと,「ぼくは」の後は,行を変えるので,その下を書かなくていいのです。また,かぎかっこの後も書かなくていいし,行が進んでいきます。
ただ,この方法を間違って使うと,「」ばかりの文章となり,シナリオのようになってしまいます。ですから,「と,言いました」を入れ,さらに,どんな風に,どんな様子で言ったのかも書けるように指導します。
(3)思ったことを書く
これは,感情の言葉「うれしかったです」「楽しかったのです」のようなことを書くのではなく,その時どんなことを思ったのか,考えたのかを書くように指導することです。
これを書くことで,子どもたちの文章は,どんどん長く書くことが可能になります。なぜなら,思ったことは,無限にあるからです。
その他,(4)短文で書く,(5)レトリックを用いるの指導があります。これらを作文の時に活用することで,子どもたちの書く力は伸びていくのです。
他のことも同様に,子どもたちを鍛える必要があります。
それは,発言力です。また,計算力です。そして,思考力です。
表現力,思考力というのは,評価の基準が明確でなく,指導が徹底できないように思われがちです。
しかし,基準はあります。
その基準は,現場の教師が,日々の子どもたちとの営みの中で見出しています。
このことだけは,大学の研究者である教授たちにはできないことなのです。
そして,基準からどのように指導すればいいのかということも,現場の教師しか知りません。
ですから,校内研修会などをするときは,大学の先生より,現場の経験豊富で,しかも理論を構築している教諭の方が優れているのです。
そのことがなかなか現場の先生方,管理職の先生方が理解されていないことが残念です。
もっともっと,現場の力を結集する,そういう意気込みが現場には必要な気がします。
どのようにして子どもを鍛えるのかということです。
まず,国語の「書く力」です。
これは,大前提として,学年の数だけページ数書かなければならないということを示します。つまり,三年生なら3ページですし,5年生なら5ページというようにです。
しかし,昨年度まで1ページがやっと,というような子どもには,4年生で4ページと要求されてもなかなか書けません。ですから,書き方の指導が必要となります。
その指導の内容は,次の通りです。
(1)書き出しを工夫する
書き出しを,「今日,…」や「ぼくは…」のようにせず,会話文や,次どうなるだろうと読み手に思わせるような文を書くように指導します。前者は,「楽しみだなあ」のような会話文から書き始める,後者は,「今日,とっても楽しいことがありました」のようにです。
(2)会話文を入れる
会話文を入れると,その前は省略できます。つまり,「ぼくは,『…』と言いました。」という表現だと,「ぼくは」の後は,行を変えるので,その下を書かなくていいのです。また,かぎかっこの後も書かなくていいし,行が進んでいきます。
ただ,この方法を間違って使うと,「」ばかりの文章となり,シナリオのようになってしまいます。ですから,「と,言いました」を入れ,さらに,どんな風に,どんな様子で言ったのかも書けるように指導します。
(3)思ったことを書く
これは,感情の言葉「うれしかったです」「楽しかったのです」のようなことを書くのではなく,その時どんなことを思ったのか,考えたのかを書くように指導することです。
これを書くことで,子どもたちの文章は,どんどん長く書くことが可能になります。なぜなら,思ったことは,無限にあるからです。
その他,(4)短文で書く,(5)レトリックを用いるの指導があります。これらを作文の時に活用することで,子どもたちの書く力は伸びていくのです。
他のことも同様に,子どもたちを鍛える必要があります。
それは,発言力です。また,計算力です。そして,思考力です。
表現力,思考力というのは,評価の基準が明確でなく,指導が徹底できないように思われがちです。
しかし,基準はあります。
その基準は,現場の教師が,日々の子どもたちとの営みの中で見出しています。
このことだけは,大学の研究者である教授たちにはできないことなのです。
そして,基準からどのように指導すればいいのかということも,現場の教師しか知りません。
ですから,校内研修会などをするときは,大学の先生より,現場の経験豊富で,しかも理論を構築している教諭の方が優れているのです。
そのことがなかなか現場の先生方,管理職の先生方が理解されていないことが残念です。
もっともっと,現場の力を結集する,そういう意気込みが現場には必要な気がします。
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