「教育実践を語る」服部英雄のブログ

授業のこと,学級経営のこと,家庭教育のことなど,教育全般にかかわることについて,これまでの経験や研究をもとに語っていきたいと思います。

学級づくりのツボ

夏休みに向けて13-2

子どもたちは,夏休みのことをどう考えているのでしょう。
特に,今,担任している子どもたちは,6年生です。
彼らにとって,小学校生活最後の夏休みなのです。

そこで,今日の学活の時間を使って,「夏休みに向けて」というタイトルで作文をさせました。

夏休みに向けて,学習をどのようにがんばろうと考えているのか,生活をどのようにすごそうと思うのかということを書くようにさせました。 

「書く」と言いましたが,正確には,打つです。
パソコン・ルームで,パソコンのワープロを用いて,入力させたのです。

子どもたちの作文は,それぞれでしたが,学習に関しては,以前の指導をふまえたものが多くありました。

例えば,「いつも,7月中に学習をすませて,8月はだらだらしているので,今年は,毎日こつこつとがんばりたい」や「8月の終わりまで,宿題が残ってしまうので,今年は,計画的にやっていきたい」などです。 

また,生活についても同様で,「お手伝いをきちんとする」や「ラジオ体操,町水泳にはできるだけ参加する」などの意見が多くありました。

これらの作文を,まとめて学級通信に載せます。そして,互いの夏休みに対する思いや意気込みを共有します。もちろん保護者の方にも見てもらうことになります。

保護者の方には,自分の子どもさんがどのように考えているかを知ってもらうと同時に,他の子どもたちがどのように考えているかを知ってもらうことになります。

このとき,自分の子どもさんと他を比較するのではなく,それぞれの思いを受容してもらいたいと思っています。

さて,夏休みまで,あと1日です。
明日は,終業式と学級活動です。

この学級活動では,成績票を配ります。このときも,成績票を子どもたち一人一人がどのように受け取るか,それをふまえて事前の指導をしたいと考えています。

 

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T市からの学校訪問

3,4時間目の学校訪問でした。
今日はお一人でした。その先生の学校が,創立記念日だったそうです。
そのお休みを利用して,授業を参観に来られました。

実は,このような授業参観が,今年度になって3回目です。

1回目は,先日「夢プロ」で参加させていただいたS市の先生方です。
2回目は,奈良からの先生方でした。
そして,今日が3回目です。

いずれの日も,国語と算数を中心に授業を参観していただきました。
そして,その後,1時間程度の話し合いの時間を設定しました。

どの先生も熱心です。
わざわざ,本校までいらっしゃるのですから,その時点で既に熱心です。

しかし,授業を参観されている時も,後の話し合いの時間も,熱心にメモをとりながら,時には質問を,時には意見を発言されます。それぞれに対して,こちらからお答えするのですが,それも一生懸命聞いておられます。

何かを吸収されようとしていることが,ひしひしと伝わってきます。

この時期,まだまだ子どもたちは,担任してから間がないということもあって,こちらが目指している子どもの姿には至っていません。ですから,細かな指導をしています。

むしろ,この時期に見ていただく方がよいように思います。なぜなら,この時期に子どもたちがどんな姿で,その子どもたちにどんな指導をしているかということを見ていただくことができるからです。

意外と細かな指導をしていることを見てもらえます。
話の聞き方,応え方,発表の仕方,交流の組織の仕方,などなど,さまざまな指導をしています。
そして,これらの指導は,単に,この時間だけできればいいというものではなく,次の授業に役立つように,これからの学習に役立つように指導しているのです。

ですから,これが1ヶ月,2ヶ月と積み重なっていくと,徐々に指導が減っていき,子どもたちだけで活動できるようになるのです。

奈良からいらっしゃった先生は,秋にもう一度来たいとおっしゃいました。子どもたちがどのようになっているかを見たいというお気持ちなのです。

確かに,教育活動は,今日やって明日というように身につく力と,少しずつ身についていく力があります。ですから,その少しずつ身についていった力が,子どもたちの姿をどのように変えるのか,という見方なのです。

ぜひ,秋にも来ていただきたいと思います。そのとき,子どもたちがどのように変わっているか,ひょっとしたらあまり変わっていないかもしれません。それでも,子どもたちが,さまざまな力を身につけるよう指導していくので,少しは変わっていることと思います。

このような学校訪問や授業参観は,ご希望があれば,どんどん受けたいと思っています。
公立現場にもどってきて,講師としてなかなか出づらくなっています。しかし,本校に来ていただくのには,全く問題がありません。

もし,ご希望があれば,ぜひお知らせいただけたらと思います。

 

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学級経営の大切な時期

5月もいよいよ終わりに近づき,大きな行事もそれほどなくて,じっくりと授業実践や学級づくりに取り組める時期となりました。

といっても,春に運動会がある学校では,大きな行事を控えていたり,済ませていたりと,いろいろと行事絡みの指導がある事と思います。

そのような指導も,ぜひ,学級づくりや子どもの学びづくりに生かせるようにすることが大切だと思います。学級づくりでは子どもたちの人間関係づくりを,学びづくりでは活動したことの意味をそれぞれ指導しなければならないのです。

本校では,この時期,大きな行事はありません。
ですから,毎日,学習指導をきちんとやりながら,授業実践の記録をとっています。

しかし,授業を始め,学校生活においても,いろいろと問題が発覚するのがこの時期でもあります。
それらをどのように解決するかが重要です。

例えば,子どもたちの掃除のしかたがよくないことがあります。
実際,今日,子どもたちにこの指導をしました。

掃除を一生懸命するということは,仕事をきちんとやること,怠けないこと,奉仕の精神を培うことなどの意義があります。

この意義や,意味を子どもたちがきちんと理解できるように説明しながら,指導しなければなりません。指導においては,子どもたちが実感したり,きちんと腑に落としたりできないと,効果がないからです。

今日の指導では,仕事をきちんとやることや怠けないことの大切さを説明しました。
その説明の中では,時には厳しく,時にはユーモアを交えて,子どもたちがきちんと聞けるように工夫をしました。

さらに,このような指導の後には,子どもとの関係を壊さないような工夫も必要です。
子どもたちは,指導されたり叱られたりしたら,感情的にマイナスとなります。そのマイナスをせめて,ゼロに戻すような働きかけをするわけです。

これは,決して,子どもたちのご機嫌を取るのではありません。仮に,子どもたちにそう思われたとしたら,フォローは失敗です。そう思われないようにしながら,ゼロにまでもどすのです。難しいですが,重要です。

さらに,今回の指導では,掃除の後での指導でした。
つまり,事後指導です。

効果的な指導は,事前に指示を出して,それができたことを承認することです。
今回は事後指導でしたが,明日,掃除の前に,もう一度指示を出し,その活動の様子を観察,評価します。このとき,前日の掃除の様子や心情を比較するのもいい方法です。

このような指導は,挨拶や外遊びでも必要になってきます。また,子どもどうしの人間関係の崩れも気づくかもしれません。それについても,指導が必要です。


 

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外遊びの重要性

外遊びは重要です。
以前,このブログでも何度か書いたかと思います。

重要なわけは,外で遊ぶことで子どもたちがいろいろなことを学ぶということです。
身体的,運動的,さらには社会的な学びをすることができるのです。

特に,最後の社会的な学びというのが重要で,それが学級づくり,学級経営にもつながってきます。

外遊びですが,いろいろ考えられます。
自由な遊び,学級での遊び,担任も一緒になっての遊びなどなど,いろいろ種類があります。

しかし,社会的な学びを保障し,学級経営にも直結する外遊びは,学級全員による群れ遊びなのです。
この群れ遊びも,学級経営の時期に応じていろいろな局面を見せます。

ちょうど今の時期,子どもたちから様々なクレームの出てくる時期でもあります。

4月から,学級全員で昼休みなどに遊んできた。
遊びは,毎日違う遊びをみんなの意見と遊び係で決めてきた。
しかし,今ひとつ楽しくない。

というようなクレームです。

例えば,ドッジボールであれば,
「ボールがあたると痛いからいやだ」
「いつも同じ子ばかりが投げている」
「下手だから楽しめない」
などのクレームが出る時期なのです。

このクレームをきちんと取り上げて,みんなで話しあうことが,子どもたちの社会性の学びにつながっていくのです。

そのためには,このようなクレームが学級で出せる土壌をつくっておかなければなりません。
子どもたちがけん制しあって,言いたいことも言えないような雰囲気では,クレームすら埋没してしまいます。

また,このクレームを取り上げて,学級で話し合う時間をとることが必要となってきます。
クレームをきちんとみんなの問題にすること,それが重要なのです。

そして,話し合いの中では,きちんと発言を保障するようにします。つまり,クレームを持っている子どもは,場合によっては立場の弱い子どもであることがあるのです。そんな子どもも,きちんと発言できるように教師が支援しなければならないのです。

学級全体の中で,クレームが出てきたら,それを解決するのにどうしたらいいかと問いかけます。そして,考えさせます。

このとき,「遊び」の本質について気づくことができるようにします。
それは,「全員が楽しむ」ということです。つまり,一人でも楽しくない子どもがいてはいけないのです。もちろん,楽しくないというのがその子のわがままや独りよがりな感情の場合は,その子を指導しなければなりませんが。

その他にも,遊びの中には,さまざまな問題やトラブルが生じます。
それをていねいに取り上げ,きちんと解決していきつつ,子どもたちの社会性に資する内容を指導していくことが,学級をまとめたりよい友達関係をつくったりするのに重要なのです。

 

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卒業記念12

まだ,昨年度を引きずっています。

先週,ようやく卒業アルバムと卒業文集のめどが立ちました。
卒業アルバムは,写真を選んで,いつもお願いしている写真やに持っていったのがゴールデンウイークの谷間でした。その初稿が上がったので,チェックに行きました。
卒業文集は,先週の土日に印刷して,それを印刷屋さんに製本をお願いしに持って行きました。

今,卒業記念のDVDをつくっています。

卒業式で流した,スライドをムービーにしました。
卒業式のビデオから音声だけを抜き出して,それに写真を合わせます。
そして,それをムービーにします。

これらのムービーをDVDに焼かなければなりません。
まだ,ムービーは,半分しか出来ていないので,あと半分をつくります。

さらに,このDVDのディスクに写真を印刷,ケースのラベルを作成と,まだまだしなければなりません。

本校が単学級なので,全て一人でしなければなりません。
かなりの仕事量です。

ですから,時間がかかっています。
春休み中には,できませんでした。

4月は忙しく,ゴールデンウイーク中にと思いながら,なかなか進みませんでした。

アルバムが完成するのが,6月後半になると思います。そのときまでには,全て完成させて,子どもたちに渡したいと思っています。

 

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