これも低学年でよく見られます。
教師が発問すると…,
「はい」
「はい」
「はい」
「はい,はい」
と,ほぼ学級の子ども全員が手を挙げ,答えようとするのです。
ほぼ学級の子ども全員が「はい」と言うので,教室は騒然となります。
そして,教師が指名するまで,「はい」の騒音(?)は続きます。
さらに,教師が誰かを指名すると,当てられなかった子どもから,
「ちぇ」
や,
「ちっとも当ててくれない」
などの不平や不満が出ることもあります。
このような教室全体が「はい」の嵐になることを,青木幹勇先生は,「ハイハイ病」と名づけられ,それを国語の教室からなくさないといけないと,おっしゃいました。私も,全く同感です。
では,なぜ,教室に「ハイハイ病」が蔓延するのでしょうか。
その理由は,教師の発問にあります。
実は,教師の発問が簡単すぎるのです。
簡単すぎて,誰でも答えられるから,ほとんどの子どもが「はい」「はい」と答えたがるのです。
このような授業スタイルでは,発問が難しい時には,一気に「はい」の潮が引いていきます。
沈黙になるのです。 そうなるとそれで,教師は焦ってしまいます。
このような状況を改善するにはどうすればいいのかというと,やはり発問について考えなければなりません。さらに言うと,このような簡単すぎる発問も難しい発問もしない方がいいのです。もっと言うと,発問はできるだけしない方がいいのです。
「えっ,発問しないで,どうやって授業を進めるの?」
という声が聞こえてきそうです。
その答えは,あらかじめ子どもたちが自分なりの考えを持っているようにすればいいのです。そうすれば,教師は発問せずに,子どもたちに自分の考えをみんなに伝えるようにうながすだけでいいのです。
このような授業スタイルを「参加型」と呼んでいます。一方上述の発問で進める授業スタイルを「発問ー応答型」と呼んでいます。
これまで,「発問ー応答型」で授業をされている先生は,ぜひ,「参加型」に挑戦してみてください。
きっと,「ハイハイ病」が治ると思います。
教師が発問すると…,
「はい」
「はい」
「はい」
「はい,はい」
と,ほぼ学級の子ども全員が手を挙げ,答えようとするのです。
ほぼ学級の子ども全員が「はい」と言うので,教室は騒然となります。
そして,教師が指名するまで,「はい」の騒音(?)は続きます。
さらに,教師が誰かを指名すると,当てられなかった子どもから,
「ちぇ」
や,
「ちっとも当ててくれない」
などの不平や不満が出ることもあります。
このような教室全体が「はい」の嵐になることを,青木幹勇先生は,「ハイハイ病」と名づけられ,それを国語の教室からなくさないといけないと,おっしゃいました。私も,全く同感です。
では,なぜ,教室に「ハイハイ病」が蔓延するのでしょうか。
その理由は,教師の発問にあります。
実は,教師の発問が簡単すぎるのです。
簡単すぎて,誰でも答えられるから,ほとんどの子どもが「はい」「はい」と答えたがるのです。
このような授業スタイルでは,発問が難しい時には,一気に「はい」の潮が引いていきます。
沈黙になるのです。 そうなるとそれで,教師は焦ってしまいます。
このような状況を改善するにはどうすればいいのかというと,やはり発問について考えなければなりません。さらに言うと,このような簡単すぎる発問も難しい発問もしない方がいいのです。もっと言うと,発問はできるだけしない方がいいのです。
「えっ,発問しないで,どうやって授業を進めるの?」
という声が聞こえてきそうです。
その答えは,あらかじめ子どもたちが自分なりの考えを持っているようにすればいいのです。そうすれば,教師は発問せずに,子どもたちに自分の考えをみんなに伝えるようにうながすだけでいいのです。
このような授業スタイルを「参加型」と呼んでいます。一方上述の発問で進める授業スタイルを「発問ー応答型」と呼んでいます。
これまで,「発問ー応答型」で授業をされている先生は,ぜひ,「参加型」に挑戦してみてください。
きっと,「ハイハイ病」が治ると思います。
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