「教育実践を語る」服部英雄のブログ

授業のこと,学級経営のこと,家庭教育のことなど,教育全般にかかわることについて,これまでの経験や研究をもとに語っていきたいと思います。

社会科

社会科実践報告3

昨日の骨子をもとに本文を書き始めました。
今日は,そこから,「はじめに」を紹介したいと思います。

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1 はじめに

 6年生の社会科を指導する際,「歴史に興味や関心を持ってほしい」「楽しく授業に参加し,社会科の力を身につけてほしい」と,教師であれば誰もが思うことだろう。その結果,一つ一つの時代の学習に時間をかけ過ぎ,現代史までたどり着かなかったり現代史は駆け足で進めたりということが起こりがちである。また,教科書では時代ごとの小単元が設定してあり,それぞれ課題が異なる。その課題を解決していくことは,子どもたちはどうしても受け身の学習とならざるをえない。それぞれの課題が,子どもの疑問や問題と一致するとは限らないからである。

 そこで,「日本の歴史」の学習を本来の教師の願いに近づけるため,「大単元構想」で学習を展開していくことを考えた。

 「大単元構想」とは,縄文時代から現代までを一つのまとまりとして捉え,全ての時代を同じ課題で学習するものである。そして,その学習の過程で出てくる子どもの疑問や問題から,新たな課題を設定してより深い学びへと展開していく。全ての時代を同じ課題で学習するため,指導要領に挙げられている42人の歴史上の人物を中心に歴史を学習していく。小学生の子どもたちには,歴史的な出来事や建造物より,人物の方に興味を持ちやすいからである。

 本稿では,「大単元構想」で学習を進めていくための,単元の流れや課題設定,それらに従って進めていった授業の実際について報告するものである。

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そして,今日,第2項の「単元設定について」の骨子を考えました。
それをもとに,引き続き書いていきたいと思います。


 
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4年生社会「火災を防ぐ」

4年生の社会科では,最初に「火災を防ぐこと」についての学習があります。
では,この社会科の学習をどのように展開していけばいいのでしょうか。

実は,この4年生の学習に入る前に,3年生でどのような学習をしたのかということを確かめていました。そして,この単元に入ったので,少し遅くなっています。

しかし,どの教科でもそうですが,何をどのように学ぶかということをきちんと子どもたちと共通理解してからでないと,新しい単元や学習に入っていけないのです。

この単元では,まず,「火災」について知っていることから交流しました。
そして,それらをカテゴライズしつつ,子どもたちに課題を決めさせました。
その課題は,次のようなものです。

「学校の消防施設や設備」
「消防団」
「火事や防火」
「消防署」

その後,一人学習の時間をとりました。
この一人学習は,自分なりの考えを形成するのにとても重要です。
自分の課題について,追求していくのです。

そして,それらがある程度できたところで,交流していくことになります。
交流では,調べたことを,単に発表するだけでは,十分ではありません。なぜなら,調べたことは,単に知識であり,それに応えることができないからです。つまり,単なる知識は「へー,そう」で終わってしまうからです。

大切なことは,その知識を得て,子どもたち一人一人がどのように思うかということなのです。
これが,子ども一人一人の思考や判断となります。

そのような考え方に立って,これまで,学校の施設や設備について学習してきました,
そして,本時が「消防団」についてです。

消防団について調べたことを交流する中で,火事の時と火事でない時とで,活動が違うことに気づいていきました。 火事でない時も,訓練や点検をしているという意見が出たのです。

さらに,消防団に入る若い人が減ってきていることや,消防署との関係について,いろいろな思いがでてきました。

『なぜ,入る人が減ってきているのか』
『どのようにして,火事が起こったことを知るのか』
『消防団は本当に必要なのか』

などです。
ここまで,いろいろな情報を整理し,理解を深めました。

授業の最後では,「消防団が本当に必要なのか』という問いが残ったので,これを次時の学習の課題としました。これは,
「入る人が減っている,消防署ががんばればいい,消防団は消防署の手伝いが主」
などの,知識理解からの発展です。

次時,子どもたちは,このことについて自分なりの考えをもって,授業に参加してくることと思います。
本時の学習後の板書は次の通りです。

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